バイオ洗剤ってどうよ?

 化学洗剤と比較してバイオ洗剤って、何となく素材や環境に安全な代わりに、ハウスクリーニング屋にとって最も重要な汚れを落とす洗浄力の点で劣っている印象があり、これまであまり使用してはいません。唯一、エコライザーという洗剤はトイレで使用することがある程度です。そもそもバイオってなんだかよくわかりにくい。化学洗剤での清掃では病院内で発生する感染症は防げないとのことですが、プロバイオテックス(良いバクテリア)を使用して防臭防汚効果を持続させて感染症を防ぐことが可能とのこと。有益菌であるプロバイオテックスは安全性が高く、バイオ開発では抜きんでているヨーロッパでは主流になりつつあるとのことです。
 先日、脱臭機の販売会社であるカイコーポレーション社主催の講習会に参加した際に紹介されたバイオ洗剤【グランバイオプロ】を試してみました。「清掃と同時に消臭が可能になる」ということで、本当なら一石二鳥。試しに使ってみました。 
 現場は飲食店の従業員更衣室の消臭。タバコや作業着や私服やわきが(店長曰く)の臭いの混ざった独特の不快な臭い。とりあえず、加圧式噴霧器で散布した後、壁や床をこの洗剤で吹き上げる。10倍希釈で汚れ落ちとしてはいつも使っているアルカリ洗剤と比較して7割程度。でも、拭き取りやすさはかなり良い。泡立ちが無いのでとっても楽。吹き上げた後は消臭面でもさっぱり感がある。臭いの層が一皮むけたような感じ。その後にもろもろ作業をし、最後に光触媒SUNバリアコートを噴霧したところ、あれだけ臭かった更衣室がほぼ無臭状態に。 本来この洗剤の効果を100%発揮させるには、最大限の効果が期待できる、バイオが生きている3~5日間おいた後なのかもしれませんが、今日は当日引渡しだった為バイオ効果の持続による汚れ落ち効果の確認は残念ながら出来ませんでした。
 現時点での結論としては、クリーニングで使用する場合、酷な汚れの除去は時間やコスト面できびしいかもしれませんが、消臭絡みの仕事の清掃ではなかなか使えそうです。バイオは生き物なので、除菌剤やオゾン脱臭機を併用する場合の使用するタイミングや少し洗浄後時間をおいてみるなど、使用方法をいろいろ検証してみたいですね。
植物系洗剤なので手荒れが少ないこともうれしいです。バイオの洗剤、ちょっと使ってみようと思います。 

2018年03月18日